筆記問題共通!試験突破のコツはある?
保育士試験一番の山場とも言える筆記試験。
なかなか超えられないその山を突破するには、どうすれば良いのでしょうか?
もちろん、一生懸命に勉強することが大切ではありますが、最後の一押しになるかも知れないコツをご紹介いたします。
合格点を狙っていくべし!
保育士試験の特典は100点満点で計算されます。
しかし、合格に必要な点数は、全て60点です。
60点取れば合格で、その点数が高ければ資格認定後に有利ということもありません。
極端な話、100点取っても60点取っても、得られる資格は全く同じです。
ならば、楽な方を目指せば良いですよねヽ(^◇^*)/
ただ、60点とその一歩手前の59点では雲泥の差です。
59点を取っても0点を取っても同じこと…Σ(゚д゚lll)と思うと、60点ギリギリを目指すのでは万一のことが考えられます。
余裕をもって70点程度を目指す気持ちで居れば、合格は十分射程圏内に入ります。
試験科目は9科目と多いことから、1科目の勉強にかけられる時間も自ずと限りが見えます。
点数に関しては、あまり高みを目指し過ぎないことが大切です。
法改正には注目しよう!しかし試験には出ません。
試験半年以内に法改正されたことで、それまで学んで来た内容と現行が大きく変わる場合もありますが、そういうのはあまり出ません。
これは、出題側・採点側ともに判断が揺らぐことがあるなど、試験として出題しづらいトピックとなるからです。
法改正されたことがあれば、試験勉強からは除外しておいても良いと言えるでしょう。
そういう意味では試験対策の参考となる事柄であるのです。
各種専門学校や通信教育などでは、法改正があったことをご丁寧にお知らせしてくれるものですが、少なくとも直近の試験の役に立つことはないと考えて良いでしょう。
もし、2度目・3度目の受験を考える際には、改めて学ぶようにしましょう。
選択肢で迷ったら…!?
選択肢は概ね5択です。
一瞬迷ってしまうような5択もあることでしょう。
例えば、
> 次のうちから最も適当な事柄を答えよ
>選択肢1:AとB 2:BとC 3:AとC 4:すべて該当する 5:正答なし
など、1つの問いに対して答えが2つ以上あるものや、あるいは正答がないといった選択肢がありますが、結局は5択であることには違いありません。
問題文と回答をよく読み、落ち着いて選択したいですね。
どうやって選択肢を絞る!?~私なりの裏ワザ~
しかし、5つ並んでいるその選択肢の全てが怪しい…という場面は、そうそう多くはありません。
実際に出題された問題で検証してみましょう。
この問題の場合、Aの時点で既に2種類しか答えがなく、Bに至っても3種類に限られます。
ここからは、私の独断と偏見ですが…
まずは、問題文には目もくれず、選択肢を確認します。
更に、選択肢の多いBに注目してみましょう。
機会が2つ、権利も2つ、義務が1つとなっています。
この場合、1つだけぽつんと出ている選択肢が答えになることは、そうそうありません。
(なぜなら、そこがわかると、Aがわからなくても正答が出てしまいますからね。)
つまり、ここで選択肢3は正答候補からは脱落します。
残った「機会」と「権利」には、それぞれ前に「能力」か「適正」が付きます。
ここで始めて問題文を確認します。
「能力」に応じて教育を受けるのか?「適正」に応じて教育を受けるのか?
また、教育を受ける「機会」を有するのか?「権利」を有するのか?
頭の中で声に出して言ってみると、意外とすんなり答えが出たりするものです。
因みに、この問題の正答は2番です。
(簡単すぎたかな?)
もちろん、ここでの選択肢3番にあたるようなものが回答になることも皆無だとは言い切れません。
似たり寄ったりの選択肢で、どれも「これだ!」という決定打に欠ける場合には、わかりやすく正答が用意されている場合もあるのです。
本番までに問題の数をこなすことで、出題者のクセを見出すこともできますよ♪