保活を有利に進めるツールEQGって知ってる!?実際に登録して使ってみた!
「絶対に我が子を認可保育園に入れたい!」と、日々保活に奮闘する親御さん。
保育園に見学に行ったり、市区町村の役所に足しげく通ってみたりと、毎日の育児の合間を縫っての活動は、苦労に堪えないことばかりですよね。
しかし、その方法、「本当にこれでいいの?」と、不安に感じることはありませんか?
本来はしなくても良いような回り道をしているかも知れないし、はたまた絶対にしなければならないことを抜かしてしまっているかも…などと考えると心配事は増えるばかり。
また、一般的な「保活の極意」はある程度は周知されるところとなった現在でも、自身の居住地域にまでその常識が当てはまるのかは定かではありません。
地域ならではの保活事情を知りたくても、なかなか必要な情報が回って来ないと嘆く保護者は多いようです。
そんな、保活難民の強い味方ともなり得るウェブサービスが、この度誕生しました!
それが、「EQG(イーキュージー)」です。
保活における様々な壁を打破してくれることに大きな期待がかかるサービス。
その特長や、実際の使用感を、たっぷりとお伝えいたします!
保活支援サービスEQGとは?
EQGは、子どもを認可保育園に入園させるために、今、あなたがすべきことやこれから保育園に入園させるまでに知っておきたい情報がいっぱい詰まったウェブサービスです。
2017年9月に、満を持して運営が開始されたばかりの、真新しいサービスなのです。
一言で「ウェブサービス」といっても、従来のまとめサイトやニュースサイトとは一線を画す存在となることでしょう。
地域に根付いた情報が網羅されているので、「すぐに知りたいこと」をキャッチすることができるのです。
自身のすべき行動はもちろん、子どもが実際に通うことになる保育園の情報なども検索できるので、問い合わせの際にも非常に便利ですね。
このサービスを開発・運営しているのは、ウェブサービスを提供している新進気鋭の企業フォーポイント株式会社です。
なんでも、開発には、同社の代表取締役である中村裕さんのお姉さんが、実際に保活において多大な労力と時間を割いた経験が活かされているのだとか。
実体験に基づいたサービスとあって、大きく期待できそうですね。
実際に登録してみた!使い心地を検証!
EQGの利用にあたっては、事前の登録が必要となります。
事前登録によって利用者を特定しておくことで、その人だけのTODOリストを作成したり、最適な情報を提供するためなのだとか。
内容はもちろん「保活」に関することですが、保活真っ最中の方・これから保活をするという方に留まらず、誰でもユーザー登録が行えます。
また、登録後、すぐに利用を開始することができますよ。
…というわけで、実際に私も、EQGのサービスに実際に登録してみました!
今回は、自分の居住区ではなく、敢えて、今、日本で一番待機児童が多いとされている東京都世田谷区で保活を行うと想定して登録してみました。
なお、この利用登録した地域は、登録後いつでも自由に変更が可能です。
実際にお引越しなどで保活を進める場所が変わる場合もありますもんね…。
さて、その使い心地は、どうだったのでしょうか…?♪
登録に必要なものは?
「利用登録ということは、細かい個人情報が必要なの?」と、心配になるかも知れませんね。
しかし、EQGの利用にあたって必要なのは、ユーザーネーム・メールアドレス・パスワードのみです!
実際の登録画面がこちら。
実にシンプルです!
ユーザーネームは必ずしも本名である必要はありませんし、メールアドレスもフリーのものでOK!
詳しく個人を特定される心配は、まずないと言えるでしょう。
また、登録後に初めてログインすると、保活をする市区町村を選択することとなります。
選んで保存しておくだけで、利用登録は完了です!
全148項目の質問!
さて、その直後に待ち構えているのが、長~~~い質問項目です。
全て「はい・いいえ」の2択制で、世帯に関する質問・申し込み児童の両親に関する質問について回答を求められます。
その数、なんと148項目!
細かい字でたくさん書かれているので、読むだけでも大変…と思われてしまうかも知れませんね。
それだけたくさんのことを想定して、各家庭にマッチした項目が用意されているということでしょう。
しかし、よくよく読むと、ご自身のことに該当するのは、ごくわずかであるはずです。
例えば、就労に関する質問での、「居宅外の外勤または自営で週5日以上勤務し、かつ週40時間以上の就労が常態となっていますか?」というもの。
日数と時間を変えただけのものが、その下に7~8問ほど並んでいます。
このうちの1つに該当するようなことがあれば、もう他は有り得ないので、スルーでOKですね。
さらに言えば、「申込児童の父親に関する質問」と「申込児童の母親に関する質問」では、概ね同じ項目が並んでいます。
現状に当てはまるものを選択すれば良いだけなので、回答にかかる時間もそう長くはないでしょう。
因みに、私はそのことに気づくまでに時間がかかってしまったため、最初の回答で20分以上かかってしまいました(^^;
現在の「持ち点」がわかる!
こうして、質問事項に答えていくと、自動的に現在の「持ち点」が算出されます。
いわずもがな、認可保育園の入園は、申込児童の現状を点数化し、その点数の高い人から順に希望の保育園に振り分けられていきます。
(↓↓参考にどうぞ♪)
hoikushinouragawa.hatenablog.com
各家庭とも、状況は似たり寄ったりであり、特定の点数の部分に、多くの人が集中する傾向にあります。
つまり、この点数が1点でも高い方が、保活を有利に進められるというわけです。
1点を笑うものは1点に泣くのです!
そして、1点でも点数を上げるためにしておきたいことが、EQGの記事には書かれています。
他ではなかなか知ることができない情報ばかり。これは必見ですね!
「今やらなければいけないこと」がわかる!
質問事項から導き出されるのは、持ち点だけではありません。
その回答から、今しなければならないこと・今後しなければならないことが明文化された「TODOリスト」が作成されます。
すべきことや、そのためにはどこに行って・どんな書類を揃えるのか・どこに提出するのか…など、一目瞭然となっています。
また、詳細なリンク先も案内されているため、より詳しい情報を知ることも可能です。
順を追って、落ち着いて保活を進めることができそうですね。
EQGのメリットは?
ありそうで無かった、EQGのサービス。
ご覧いただいただけでもそのメリットは確かなものであるようです。
ここからは、私の使用感を含めた独断と偏見で!
EQGの良し悪しを考えてみましょう♪
登録が簡単!
まず、初期登録から使い始めるまでが、実に簡単です!
本名はもちろん、年齢・住所・電話番号などの登録が要らないというのは、なかなか嬉しいポイントではないでしょうか。
個人が特定されたり、DMなどが自宅に送り付けられたり勧誘の電話がある…という心配はありません!
そのシンプルさからか、利用登録完了などのお知らせメールも来ないほど。
これにはちょっと拍子抜けしてしまいましたが…(^^;
(私は、yahooメールのアドレスを使用しましたが、受信箱・迷惑メールともにEQGからのメールはありませんでした。)
余計な心配は一切ナシ!
必要な情報のみを発信してくれるとあっては、利用者のことを考えてくれているんだなぁ~と、感心してしまったほどでした。
地域密着型の保活情報が満載!
保活を行う地域=特徴や傾向・対策を行いたい地域 ですよね。
EQGが発信している記事なら、今、あなたが知りたい保活情報をピンポイントで探し出すことができます。
地域ごとの保活攻略方法や、認可保育園に絶対的に必要な「入園最低指数」など、なかなか公開されていないこともオープンになるなど、見逃せない情報ばかり。
保活を進めるうえでの強い味方となってくれるはずですよ♪
それもこれも、運営者が自分の足で拾い集めてきた情報が中心となっており、実際の保活に即した内容となっているのです。
開発に長期間を要したのにもうなずけますね。
現在は、運営者が用意した記事のみが公開されている格好となっていますが、ゆくゆくは、さらに広げて、ユーザーによる情報発信もできるように整えて行かれるとのこと。
実際に保活をした保護者の生の声が活かされるとあっては、情報への信頼感も違いますね。
今後の展開が待たれるところです。
EQGのここが残念…
他に類を見ない、画期的な情報が集中しているEQGですが、「惜しい!」というポイントも少なからず存在しています。
保活を行う上で、「もう一声!」というポイントを敢えてご紹介しておきましょう。
東京23区のみのサービス
非常に残念なことに、EQGがカバーしている地域は、現在のところ東京23区のみとなっています。
確かに、東京23区は、日本一の人口密度を誇る地域。
つまり、日本一の保活激戦区です。
ここをカバーするサービスを行うだけでも大変ですし、多くの方の保活を支えることができるとあって、素晴らしいことです。
しかし、関西在住の私はもちろん、他にも待機児童を多く抱える「保活激戦区」にて保活を進めようとしている保護者は、自分のこととして当てはめることがなかなかできないかも知れません。
せっかく良いサービスなのに、地方が取り残されているといった感じで、そこは残念と言わざるを得ません。
ただ、東京23区以外の大多数の住人に無関係かと言うと、全くそんなことはありません!
保活にかかる点数が明示されたり、それに伴うTODOリストが作成されることで、自身の保活に十分に参考になるでしょう。
実務には活かせないけれども、あくまで参考に…という場合にも、大いに役立つサービスと言えるでしょう。
結局、最後に動くのは自分
設問に答えて、TODOリストが作られ、地域に根差した情報が閲覧できるのがEQGのサービス。
しかし、ここで保活が全て完結するわけではないのです。
情報を得て、実際に保育園に見学に行ったり、書類を作成して役所に提出して…という、具体的なところは、やはり自らが動くより他ありません。
保活に関するワンストップサービスではあるものの、それは「何を・どうすれば良い」などの指針を示すだけであって、実際に行動するのは、親御さん自身なのです。
「何だ、結局最後は自分で何とかしなきゃいけないんじゃない…」とガッカリされた方も多いでしょう。
しかし、本来は各所を巡って寄せ集めて来るはずの情報を、1人ひとりに応じた適切な保活情報として集約・提供するというだけでも、大きな一歩であるのです。
保護者が、最小限の労力で最良の結果が得られるようにとサポートしてくれているのが、EQGの真髄と言えるのではないでしょうか。
その、情報収集に割いていた時間で、少しでも長くお子さんと触れ合い、その絆を深めて欲しいとの願いが込められているのです。